悩みと共に(抑うつ 神経症 気分変調 うつ病 摂食障害)

すんだひとみ
澄んだ眸
clear aspect

眸の自我状態の課題

 私はいろいろな人を相手に想定して、自分のエゴグラムを考えてみたのですが、どうしてもAは高く、ACが低い状態は変わりません。
 低い自我状態を上げるためにはエゴグラム2の質問項目の上半分のような行動を意識的にとればいいのです。ACを上げるためには、例えば、機嫌をとったり、素直に返事をしてみたりといった行動を心がければいいのです。
 しかし、私は高いACのおかげで辛い思いをし、それを下げて回復してきた思いがあります。 ACが上がるのが怖いのです。ですから、よほどのことが無い限り、ACを上がることはないかもしれません。
ACが高い状態は相手に合わせて依存的になったり、または反抗的になったりするため、あまりいいイメージを持たないのが一般的です。
 しかし、AC的な発言がないと自分を守れないことも正しいことです。

 毎員電車を下りるときに「すみません。降ろして下さい。」とACで言える人と、「降ろせよボケ!」などとCP言う人では周囲の対応が違ってきます。
 ACの高い人は周囲の支援を受けて素直に降りることができますが、CPの高い人は足を踏まれたり、妨害にあったりして結局降りれないかも知れません。  そんなわけで、私はもう少しACを高めたいと思っています。しかし私の場合、高いAがそのへんの理屈をきちんと理解して調整していると考えてもいます。

将来

 現在私の職場には私の部下はいません。しかし、子供がだんだん大きくなってくると、NPが高いだけでは不十分対応です。
 ですが、この自我状態のまま部下ができたり、子供が二人とも思春期を迎えたりしたら、ちょっと困るかもしれません。人に合わせたり、意味付けしたりする機能が今はうまく働いていないからです。この問題は、そういう立場に私が置かれたら徐々に変化していくものと考えています。

 問題なのは、早朝出勤や深夜の対応等で疲れている時ですね。

 Aは生存に関わる本能よりも弱い機能です。ですから、疲れているときはAはその制御力を失ってしまします。
 このとき人に合わせるACは上がりませんが、「黙って反抗するAC」が上がってきます。ついでに普段抑えているCPが頭をもたげてくるみたいです。
 最初、ACと一緒に私は黙って耐えているのです。 しかし、ある許容量を過ぎると、黙っていたのが一転し、CPと疲れたAとが結託して「なんでぞぉ」と自分勝手な理屈をつけて、周囲を黙らせるべく行動するのをよく経験します。
 まだ、AがACと結託して自分を消し去る方向に向けないだけましなのかも知れません。

眸のエゴグラム(妻に対して)
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