■生活習慣病 中高年になると多くなる、「成人病」の発症には、毎日の生活習慣が深くかかわっています.栄養のかたより、不規則な食事、運動不足、睡眠不足、ストレスなどの悪い生活習慣が積み重なって発病するからです.そのため、成人病を「生活習慣病」と呼ぶようになりつつあります.成人病は無症状のまま進行しますが、その原因となる動脈硬化や高血圧は、十年も二十年も前に始まっています. 成人病を早期に発見するには、成人病検診や、人間ドックを定期的に受けることが大切です.しかし、普段から、なにかの病気やかぜ程度でも、病院にかかっている方は、自分の健康状態をチェックするいいチャンスです.主治医に、気軽に相談するだけで、簡単に健康チェックができます.なかには、「病気が見つかったらこわい」という方がいますが、受けないために手遅れになってしまうほうが、もっとこわいのです. 都合のよいときに、思いきってご相談ください. ここでは、病院でお話しをするつもりで、いろいろな病気の説明をさせていただきます. |