悩みと共に(抑うつ 神経症 気分変調 うつ病 摂食障害)

すんだひとみ
澄んだ眸
clear aspect

相補交流

自分の自我状態と相手の自我状態がお互いの期待通りの状態であれば対話はスムーズに進行します。 このような交流を相補交流と呼びます。

例えば
「今何時?」
と誰かに聞けば
時刻を答えてくれることを普通の人は期待します。
「今何時」と聞いている自分の自我状態は事実のみを求めているのですからAですね。
そして相手にも「10時です」といったふうにAで答えてくれることを期待しています。

このようにAで聞いた事をAで答えている限り会話は自然に進んでいきます。




普通の仕事をしているときなどはA同士で会話が進みます。相補交流は話しかける側と応答を返す側の矢印が並行になる交流になります。親の自我状態から発する会話や子供の自我状態から発する会話について次のページ以降に示します。

発言と自我状態
Copyright © 1999-2009 clear aspect All rights reserved