正月休も終わり、また地獄のようなお仕事が始まりました。
仕事をしているとやはり失敗をしてしまって怒られるのですが、カウンセラーの助言どおり笑うとなんとなく周りの対応が以前と違うような感じは受けます。ですが、なかなか思うように仕事は進みません。
そして2月のある朝とうとう仕事に行くことができなくなってしまいました。
とりあえず会社には「かぜで休みます。」と連絡は入れて休んだのですが心はちっとも休まりません。
その翌日になって会社に行きたまった仕事をしてもぜんぜんはかどりません。
その週末は休日出勤してなんとか仕事に区切りをつけたのですが、来週のことは考えられなくなってしまいました。
そこでたまたま休日出勤していた上司に、明日、精神科にいく事やカウンセリングを受けた事を話しました。上司と私と面と向かって話ができて、その話が他の誰にも聞こえていないという状況ができあがっていたから、踏ん切りがついたのかも知れません。
自分の心が普通じゃないと認めて精神病院に行くのは大変つらいことです。でも、それにもまして私はその当時の生活を続けることはいやでした。それに、自分と同じように自分の子供たちが育つのはもっといやでした。
そんなわけで、とてもつらかったのですが自分から精神病院に行くことに決めました。
でも、普通の人はどの精神病院がいい病院なのかを知りません。私もいざ精神病院に行くことを決めたのですが、具体的にどの病院がいいかなんてわかりません。ですから、中学校時代の女友達で医療事務をしたことのある人に電話して大きな比較的大きな精神病院に行くことに決めました。
嫁さんは、大分で看護婦をしている嫁さんの妹に大きな県病院がいいときかされていたようでした。「大分の看護婦さんより松山の医療事務さんの方が松山の病院事情には詳しいだろう」と私は思っていたのですが、それは口にせず、「もうXXさんに相談したから」と言って押し切りました。
その女友達も私が病院に行くのに付き添ってくれました、自分としては自分のことで頭がいっぱいで、嫁さんの気持ちを深く考えることはできませんでした。でも嫁さんも「行く」と言うのでついてきてもらいました。